2024.06.25

ShopifyでECサイトを構築する方法は?手順や独自性を高めるコツを解説

Shopify
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永木 貴幸

株式会社illustrious CEO

「ShopifyでECサイトを構築する方法は?」
「ShopifyによるECサイトを自社で構築する手順は?」

ECサイト制作でShopifyを選択したものの、どのように構築すればよいか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。ShopifyによるECサイト構築は、ある程度の知識が必要です。

そこで本記事では、ShopifyでECサイトを構築する方法や手順を解説します。

独自性に富んだECサイトを作るコツや、外部に依頼した場合の費用なども説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

イラストリアスは、物販ビジネスやシステム開発に精通した担当者がヒアリングをおこない、目的に合ったシステムを提案します。

また、SNSや大手ECプラットフォームを活用した集客、広告の運用など、ECサイトの成長も支援可能です。

「ECサイトを立ち上げたい」「ECサイトの運営が難しい」と悩む人は、ぜひ一度相談してみてください。

ShopifyでECサイトを構築する3つの方法

ShopifyでECサイトを構築する方法は、以下の3つです。

  1. 自分で構築する
  2. フリーランスエンジニアに依頼する
  3. 構築支援サービスを提供する制作会社に依頼する

以下、それぞれ詳しく解説します。

1.自分で構築する

コストを抑えつつ自分のペースで進めたい人は、Shopifyを自分で構築する方法がおすすめです。

Shopifyは直感的な操作が可能なため、コーディングの知識がなくても基本的なECサイトを構築できます

ただし、細かいカスタマイズや高度な機能を追加する場合は、HTML・CSS・Liquidなどのプログラミングが必要です。また、運用後のトラブル対応やSEO対策、マーケティング施策なども自分で行う必要があります。

誰かに依頼するのに比べて大幅に費用を抑えられる反面、時間と労力がかかる点には注意が必要です。

2.フリーランスエンジニアに依頼する

フリーランスエンジニアにShopifyの構築を依頼する方法は、柔軟な対応とコストパフォーマンスのよさが魅力です。

制作会社に依頼するのに比べて費用を抑えられるため、安く依頼したいと考えている人に適しています。

また、フリーランスエンジニアは、特定の価値観や技法に縛られていない点も魅力です。個別のニーズに応じたカスタマイズやデザインを提供できるため、独自性の高いECサイトが期待できます。

ただ、人によってスキルや対応の質にばらつきがあるため、信頼できるエンジニアを選ぶことが成功の鍵です。

3.構築支援サービスを提供する制作会社に依頼する

高品質なECサイトを構築したいなら、制作会社にShopifyの構築を依頼する方法がおすすめです。

制作会社は豊富な実績と専門知識を持っています。また、Shopifyの公認パートナーに認定されている制作会社も多く、安心して任せられる点が魅力です。

さらに、制作会社なら以下のような総合的なサービスも受けられます。

  • サイトのデザイン
  • 自社に合わせた機能のカスタマイズ
  • SEO対策
  • マーケティング支援 など

 

はじめてECサイトを構築する企業や、リソースが限られている企業に最適な方法といえます。費用は他の方法に比べて高くなることが多いですが、その分プロフェッショナルなサポートと高いクオリティが期待できます。

Shopifyを使用したECサイト構築の制作会社なら、イラストリアスにお任せください。

イラストリアスは、2020年4月21日に「Shopify Experts」の認定を受けています。物販ビジネスやシステム開発に精通した担当者が、shopifyでのECサイト構築をサポートします。

また、SNSや広告プラットフォームを駆使してマーケティングをおこない、売上向上までカバー可能です。詳しいプラン内容や費用については、以下から相談してみてください。

Shopifyを自社で構築する手順

Shopifyを自社で構築する際は、以下の手順でおこないます。

  1. アカウントを作成して商品を登録をする
  2. ストアのテーマを設定して編集する
  3. 決済方法や送料を設定する
  4. 開店の準備をする

以下にて、それぞれ具体的に解説します。

1.アカウントを作成して商品を登録をする

ShopifyでECサイトを構築する最初のステップは、アカウントの作成と商品登録です。

まず、Shopifyの公式サイトにアクセスし、メールアドレス・パスワード・ストア名を入力してアカウントを作成します。

その後、管理画面にログインし、手動で情報を入力、あるいはCSVファイルをインポートすることで商品を登録しましょう。

商品登録が完了したら、検索エンジンでの表示の最適化もおこないます。SEO対策として、商品ページのタイトルやメタディスクリプションを設定しましょう。

2.ストアのテーマを設定して編集する

次に、ストアのデザインを決定するためにテーマを設定します。

Shopifyの管理画面から「オンラインストア」→「テーマ」を選択し、無料か有料のテーマを選びましょう。

テーマを選択したら、テーマエディタを使用してヘッダー・フッター・サイドバー・商品ページなどをカスタマイズします。テーマのカスタマイズは、コード編集なしで直感的に行えるため、デザインの知識がなくても簡単に操作可能です。

テーマの選定とカスタマイズが完了したら、プレビュー機能を使って実際の表示を確認し、必要に応じて微調整をおこないましょう。

3.決済方法や送料を設定する

ストアのデザインが整ったら、次に決済方法と送料の設定をおこないます。

管理画面から「設定」→「決済」を選び、利用する決済方法を設定しましょう。利用できる決済方法は、以下の通りです。

  • shopifyPayment
  • QRコード決済
  • Amazon Pay
  • Google Pay
  • Apple Pay
  • KOMOJU
  • キャリア決済
  • オンライン決済
  • 後払い決済
  • 銀行振込決済 など

 

次に、「設定」→「配送と配達」から送料の設定をします。地域別・商品別・重量別など、詳細な送料設定が可能です。

購入金額に応じた送料無料のプロモーションを行うことで、顧客の購買意欲を高められます。

4.開店の準備をする

最後に、ストアの開店準備を実施します。テスト注文でチェックアウトプロセスや決済機能が正しく動作するか確認し、ストアを公開しましょう。

公開後は、プロモーションやマーケティング施策も計画し、SNSやメールマーケティングを活用して集客を図ると効果的です。

定期的にパフォーマンスをチェックして必要に応じて改善を行うことで、成功するECサイト運営に育てられます。

Shopifyで独自性に富んだECサイトを構築するコツ

Shopifyで独自性の高いECサイトを構築するなら、以下の2点に注意しましょう。

  • 独自ドメインを使用する
  • 拡張機能アプリを使って機能を充実させる

 

以下、それぞれ詳細に解説します。

独自ドメインを使用する

Shopifyで独自のECサイトを構築する際、独自ドメインを使用することが大切です。

Shopifyの初期ドメインは「example.myshopify.com」のような長いURLになっています。独自ドメインを設定することで「example.com」のようなシンプルでわかりやすいURLに設定可能です。

また、ドメイン名にブランド名を使うことで顧客に印象づけやすくなり、ブランド認知度の向上につながります。

さらに、Googleから信頼性が高いと評価されやすく、検索エンジンでの上位表示も期待できます。

拡張機能アプリを使って機能を充実させる

拡張機能アプリを使って機能を充実させましょう。

Shopifyは、8,000種類以上もの豊富な拡張機能アプリを使ってECサイトの機能を自在にカスタマイズできます。マーケティング支援、決済・発送対応、SNS連携など、目的に合わせて機能を追加可能です。

なかでも以下のような販売促進アプリは、顧客満足度が高められるとして人気を集めています。ぜひ導入してみてください。

  • 再入荷通知
  • 定期購入
  • ロイヤリティプログラム など

 

なお、有料のものを選択する場合は、導入前に無料トライアル期間を活用して自社に合ったアプリを選ぶとよいです。

Shopify構築は制作会社に依頼するのがおすすめな3つの理由

Shopifyを構築する方法のなかでも、とくに制作会社に依頼することをおすすめする理由は、以下の3つです。

  1. 専門的な知識とノウハウがある
  2. 高品質なサイトを構築できる
  3. 構築後の運用サポートが受けられる

以下、それぞれ具体的に解説します。

1.専門的な知識とノウハウがある

Shopifyの構築を制作会社に依頼するのがおすすめの理由は、専門的な知識とノウハウを活用できる点です。

制作会社は、Shopifyの機能やカスタマイズ方法、最新のトレンドなどを熟知しています。また、Shopify Expertsに認定されている制作会社なら、複雑なカスタマイズや高度な機能追加にも対応可能です。

自社で構築する場合に比べて、より効率的かつ効果的にECサイトを立ち上げられます。

さらに、制作会社はSEO対策やマーケティング戦略にも精通しているため、集客や売上向上に直結するサイト構築が期待できます。

2.高品質なサイトを構築できる

制作会社に依頼することで、高品質なECサイトを構築できます。

制作会社は、デザインの専門家や開発者がチームを組んでプロジェクトに取り組むためです。視覚的に魅力的でユーザビリティの高いサイトを作成できます。

また、制作会社はレスポンシブデザインやアクセシビリティに精通している点も魅力です。スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスで快適に利用できるサイトができます。

ユーザーエクスペリエンスが向上し、コンバージョン率の向上も狙えます。

3.構築後の運用サポートが受けられる

制作会社に依頼すると構築後の運用サポートが受けられます。

ECサイトの運営には、定期的なメンテナンスやアップデート、トラブルシューティングが欠かせません。

そのため、Shopifyの構築後に制作会社から運用サポートを受けられる点も大きなメリットといえます。

制作会社から受けられる主なサービスは、以下の通りです。

  • マーケティング施策
  • SEO対策
  • データ分析など

 

運営負担を軽減しつつ、売上向上を目指せます。

Shopify構築を依頼した場合の費用相場

Shopify構築を依頼する際に必要な費用の相場について、以下の2点で解説します。

  • フリーランスエンジニアに依頼する場合
  • 制作会社に依頼する場合

 

以下、それぞれの費用や特徴を詳しく解説します。

フリーランスエンジニアに依頼する場合

フリーランスエンジニアに依頼する場合の費用は、ECサイトの規模や機能によって異なります。

小規模なECサイト

20~50万円

中規模のECサイト

50~100万円

個人ストアや小規模なECサイトの場合は、20〜50万円程度です。ある程度のカスタマイズが必要な場合は、50〜100万円になる可能性があります。

ただ、フリーランスエンジニアは大規模なECサイトの構築や複雑な機能を統合したECサイトの構築は難しい点が特徴です。大規模なECサイトを構築する場合は、制作会社に依頼するとよいです。

制作会社に依頼する場合

制作会社に依頼する場合の費用も、どの機能を備えたECサイトを構築するかで異なります。

基本機能を備えたECサイト

50~100万円

中規模のECサイト

100~500万円

大規模なECサイト

500~1000万円以上

一般的に、小規模なネットショップや基本的な機能のみを必要とする場合は50〜100万円です。企画立案から集客支援までを含んだり、カスタマイズが多かったりする場合は、100〜500万円になることも珍しくありません。

なお、高度なカスタマイズや複数の機能を備えた場合、大規模なECサイトの場合は、500〜1000万円以上です。

フリーランスエンジニアに依頼するのに比べて料金が高くなる点がデメリットですが、その分高品質なサイトが期待できます。

Shopify構築の制作会社選びで失敗しないための3つのポイント

Shopify構築の制作会社を選ぶ際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。

  • 制作実績が豊富かどうかを調べる
  • 構築後のサポート体制が充実しているかを確認する
  • 構築までの期間や費用をチェックする

 

以下、それぞれ詳しく解説します。

1.制作実績が豊富かどうかを調べる

制作会社を選ぶ際に最も重要なポイントは、制作実績が豊富かどうかを確認することです。

制作実績が豊富な制作会社なら、経験に基づいて最適なソリューションを提供してくれ、トラブルシューティングにも長けています。

制作会社の公式サイトやポートフォリオをチェックし、過去に手掛けたプロジェクトの数や内容を確認しましょう。

また、同じ業種や規模のサイトを構築した経験があるかどうかも重要です。自社のニーズに合った提案やカスタマイズが期待できます。

さらに顧客のレビューや評価も参考にしましょう。信頼性の高い制作会社は、顧客からの高評価やリピート依頼が多い傾向にあるため、ぜひ参考にしてみてください。

2.構築後のサポート体制が充実しているかを確認する

制作会社を選ぶ際には、構築後のサポート体制が充実しているかも確認しておきましょう。

どのようなサポートが提供されるかを確認しておくことで、信頼して依頼できます。また、サポートの対応時間や連絡手段(電話・メール・チャットなど)も確認しておくと安心です。

とくに、24時間対応のサポートがあると緊急時にも迅速に対応してもらえるため、運営の安定性が向上します。

3.構築までの期間や費用をチェックする

制作会社を選ぶ際には、構築までの期間や費用も重要な選定基準です。プロジェクトのスケジュールを明確にし、納期に間に合うか、費用は適切かを確認しましょう。

短期間での構築を希望する場合は、その分費用が高くなることが一般的です。見積もりを複数の制作会社から取り、比較検討しましょう。

なお、費用には、構築に関する費用だけでなく運用費用や追加カスタマイズ費用も含まれます。サポート内容と照らし合わせて総合的に判断することが大切です。

Shopifyを適切に構築して独自性の高いECサイトを目指そう

今回は、Shopifyの構築方法や手順について解説しました。

Shopifyは直感的に使用できるため、自分でも構築可能です。ただし、高品質なサイトを作成したり、高機能なサイトを作成するためにはスキル・知識が必要です。

フリーランスエンジニアや制作会社に依頼して、独自性の高いECサイトの作成を目指しましょう。

イラストリアスは、物販ビジネスやシステム開発に精通した担当者が、ECサイト制作をサポートします。また、SNSや大手ECプラットフォームを活用した集客、広告の運用など、ECサイトの売り上げ向上支援も可能です。

「ECサイトの立ち上げができない」「ECサイトの運営にまで手が回らない」と悩む人は、ぜひ一度相談してみてください。

EC運営、DXに関するお悩みなら、私たちにぜひ一度ご相談ください。

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